「ゴールデンウィーク今昔」(松浦美穂)
    ゴールデンウイークも終盤。今年は、カレンダー通りであれば5連休。人によっては7連休という方もいらっしゃるのであろう。うらやましい限りである。カレンダー通りにお休みを取れる職業とはどんな業種の方が多いのだろうか。調べてみると主に金融、製造、職種によるが公務員、オフィスワークの方のようだ。 私が子どもの頃、4月末から5月の初めは飛石連休と言って実際に連休ではなかった。そもそも当時は土曜日も休みではなく、子どもたちは午前授業、大人は半ドンと呼んでいた。 私が通っていた小中学校では牛乳給食といって、なぜか土曜日に牛乳だけを飲まされるという不思議な給食が存在していた。当時は出された給食を残してはいけない時代だったので、飲みたくもない牛乳を一気飲みするのは、私にとって苦痛でしかなかった。 学校において、週5日制が導入されたのは、平成4年9月から月1回、平成7年4月からは月2回という形で段階的に実施され、平成?年度から完全週5日制になったそうだ。 そう。「なったそうだ」と表現するのは、私はこの恩恵を一度しか受けていない。私が高校を卒業したのは平成5年3月。つまり、この平成4年9月は既に高校3年生であった。確か、その年の9月の第2土曜日は、初めて休みになった記憶があるが、その後の?月からは授業日数が足りない等の理由から、卒業するまで土曜日が休みになることはなく、一度しか実現していない。 そして、今日5月4日は、昭和?年が日曜日、翌年は憲法記念日の振替休日、昭和?年より「国民の祝日」としてスタートし、平成?年より「みどりの日」として祝日に昇格したそうだ。 そんな歴史を経て、大型連休となったゴールデンウイーク。しかし私は、今日も仕事。明日は週に一度の「午後もやっぱり764」の担当曜日。今はむしろ、こうして好きな仕事を頂けることに感謝しながら、明日も私はマイクの前に座る。栫@           (?パーソナリティー・松浦美穂?)