「雪の降る街が流れる頃…」  (渋川義典)
少し過ぎましたが、あけましておめでとうございます。昨年12月28日朝、石巻地方も雪化粧だったこの日、今年最後のラジオ収録があった。雪なので徒歩にて向かった。住宅地を歩いていると「ワンワン」と足元に小型犬がまとわりついてきた。「あれ?」と同時に飼い主の慌てる声がした。どうも新聞でも取ろうと家の柵を開けた瞬間に脱走したようだ。
?犬は喜び…まさに童謡の通りだ。しかも飼い主に戻る気はない、呼んでも来ない。さらに慌てる飼い主。まだ、なぜか私の足にまとわりつく小型犬。どうしよう??このまま逃げられたら、飼い主は大変だろう、下手に捕まえ損ねたら、さらに逃げられる! いろいろなシミュレーションが頭に浮かぶ。
よし! 自分にまとわりついたままお宅に入ったらうまく行くのでは?作戦は見事成功! 飼い主さんもほっとした様子で「じゃ私は帰ります!」。飼い主さん「感謝します!」。達成感と人の役に立ったことでこちらもほっこりした。
その後、ラジオで無事今年最後の「ビートルマニア」収録完了。ラジオスタッフの皆さまに雪道、坂道、徒歩通勤で気を使っていただいたが、坂道も除雪してあり(道路維持係の方、朝早くからありがとうございます!)思ったより大丈夫でした! 一件落着。
さて、今年はビートルズデビュー60周年のメモリアルイヤー。それから、夏の石巻の風物詩トリコローレ音楽祭の開催を祈っております。
話は変わり、今年の初売り。街中を歩き疲れてベンチで休み、その後買い物商品を置き忘れ(反省)数歩向こうに歩いていたところ、すぐさま追い掛けてきた小学生くらいの子に教えていただき、すごくありがたかった! すぐ感謝を伝えた! これぞ正しく因果応報と思った。このことから、今年も自分にできる限り正直に生きようと改めて思った(パーソナリティー・渋川義典)