第68回 番組審議委員会報告書
① 開催年月日 平成27年4月10日(金)
② 開催場所 石巻コミュニティ放送株式会社 会議室
③ 委員の出席 委員総数5名のうち5名
  出席委員の氏名 大津幸一 中川尚仙 阿部美枝 佐藤俊之 松村豪太
  欠席委員の氏名 なし
  放送事業者側出席者 代表取締役社長     小笠原秀一
専務取締役       高須賀精一郎
取締役放送局長    沖津省己
               松浦佳奈
④ 議題
  1. 4月期の改編について
  2. 今後の特番放送予定
  3. 番組試聴と審議
  4. その他
⑤ 議事概要 大津幸一氏に委員長を委嘱し議事進行をお願いした。 4月期からの改編と、仙石線全線開通にかかわる特別番組の放送予定について説明を行った後、番組を試聴し率直な意見を伺った。

⑥ 議事内容 議題1 4月期の改編について
災害FMが終了し、3月26日よりコミュニティ放送に戻ったことを説明。 3月30日(月)よりの新タイムテーブルとして、これまでより生放送を1時間繰り上げて午前8時から放送を開始。緊急時に対応できるよう生放送時間を拡大したことを報告した。朝の番組「モーニング764」の内容は、ニュースや気象情報、交通情報を中心に構成。全体として、従来のトーク番組から音楽・情報伝達にシフトしていくことを説明した。

議題2 今後の特番放送予定について
5月30日に予定されている仙石線全線開通に伴う特別番組を企画していることや、従来通り川開き祭りにも特番を放送していくことを報告した。

議題3 番組の試聴と審議について
「瑞穂あけみの街角中継」 毎週火曜 14:00〜14:20  民謡歌手であるリポーターが地域の事業所などに伺い、震災当事のことや、その後の話を聞き、リクエストに応え民謡を紹介する中継放送。

議題4 その他

これまでの議題について各委員より意見を聞いた。
議題1について
(中川委員) 開始時間を1時間早めるのはいいこと。
(佐藤委員) 朝夕は一番聞くタイミングが多いだろうから、早めるのはいいことだと思う。
(阿部委員) 番組は明るい雰囲気で進行して欲しい。
議題2について
(大津委員長) 仙石線に関する特別番組はどのようなアプローチで取材等をしていくのか。
(沖津局長) 詳細はこれからだが、セレモニーの中継や仙石線の歴史の紹介などを考えている。
(阿部委員) 実際に車両に乗ってのリポートを聴きたい。
(松村委員) 仙石線の歴史は紹介して欲しい。仙石線は市民の大事な足であり、思い出もあると思うので、市民の声をひろって欲しい。 鉄道ファンも多いので、そこへ向けて発信する視点も重要だと思う。
(沖津局長) 地元の人だけでなく、県外の人の声も紹介していきたい。
(佐藤委員) 中継は臨場感が伝わる。喜びを市民全体が分かち合える番組にして欲しい。
議題3について
(阿部委員) スポンサーの事業所を訪ねるものか?
(沖津局長) スポンサーのみではない。
(阿部委員) 実際に食べてみたり、レシピを紹介するといい。
(佐藤委員) 中継のメリットが出ていない。天気や店の雰囲気が伝えられていない。 食レポをするなど臨場感を出して欲しい。
(松村委員) 素人にうまく対応している。
(沖津局長) 内容は伝わっているか、しゃべりのテンポはどうか意見を聞きたい。
(阿部委員) 台本はあるのか?
(沖津局長) 打合せ後、原稿を作成している。
(阿部委員) 何を聞き出したいのか、もう少し中身の充実を期待する。
(松村委員) その場の雰囲気は、視覚的なものを工夫して伝えるといい。
(中川委員) もう少し明るい内容の話題が欲しい。
(沖津局長) コーナーのポイントに震災を風化させないことがある。ただ、震災を経てここまで元気になったという話にも触れていきたい。
(佐藤委員) 風化させないのは大事なことだが、立ち直っての未来の展開も聞きたい。しゃべりのテンポは特に気にならないが、メインのリポーターはもっと話すといいのではないか。
議題4 その他、中継局について
高須賀専務より、3月26日に災害FMの100ワットからコミュニティ放送に戻り 20ワットになった旨と3つの中継局が開局したことが報告された。

次回の番組審議会については、7月に開催することを申し合わせた。
 
⑦ その他
審議機関の答申または意見の概要を公表した場所と内容、方法  平成27年4月20日より、ラジオ石巻ホームページにて審議会開催の旨と議事録を公表する。